月: 2018年10月
訓練②
先日、消防の法定設備点検に合わせて、通報訓練、初期消火訓練を実施しました。
通報訓練では、消防署に事前に届け出をして、119番に直接つながる電話を使って実際に通報をしたのですが、その際のシチュエーションとして
「初期消火に失敗しました。火元は1F厨房、利用者様は現在、避難中です」
と頭では描いていたものの電話口での
「何階建ての建物ですか?」「入居者様は何名?」「職員は何名出勤していますか?」など矢継ぎ早に聞かれ、オロオロ・・・(もちろん、ちゃんと答えました)
その後、非常ボタンをどのくらいの強さで押すのか体験する、というところでは(赤いボタンのアレです。強く押すと書いてあると押してみたくなったことありませんか?)実際に押してみて、その後の復旧の仕方も教えていただきました。(・・・昔はあのプラスチック部分が割れたと思ったんですが、最新のは違うんですって・・・)
玄関前では、水消火器と的を借りてきて初期消火訓練。
先月のフロアでの避難訓練の時もそうでしたが
緊急事態に備え、日頃の訓練の大切さを痛感しました。
スーパービジョン研修
朝晩涼しいを通り越して肌寒いくらいになってきました。
台風や気温差など、高齢者に限らず、体調を崩しやすい時期。
皆様もお気を付けくださいね。
さて、先日、名古屋市の社会福祉協議会が行っている
名古屋市介護職員キャリアアップ研修に行ってきました。
稀楽では、自施設において計画的に行っている研修のほかにも
外部研修に積極的に行ってもらえるよう、職員に通達しています。
介護技術にかかわる研修が主ですが、中には、メンタル面を重視したもの、職員教育や組織の管理など、さまざまな研修がある中、今回私が行かせていただいたのはスーパービジョン研修。
「スーパービジョン」という言葉をご存じですか?
介護スタッフが日々直面する日々の悩みや困難に共に考え、課題を解決し、スタッフの成長を助ける、職員教育の手法の一つです。
スーパー=超越した ビジョン=観察、見ること
という造語で「俯瞰的な」「鳥の目でみる」といった、意味があります。
この研修の最初の言葉
「介護は対人援助であり、感情労働。人と人とが関わる時、様々な感情が生まれる。介護は意味のある、欠くべからざる労働であるとともに、感情労働がゆえ、ストレスを伴うもの」
がとても心に残っています。
専門職として、日々、自分自身が成長していくとともに、スタッフの成長も助けられるようになりたいと思います。
あと残り一日あります。
課題、やらなきや(汗)
理美容
稀楽では、月に一度訪問理美容師さんがいらっしゃいます。
ホーム1階にある理美容室にて、順次カット、カラー、パーマ、顔そりなど
皆様のご希望を聞いてくださいます。
車椅子になったからといって
老人ホームに入居したからといって
おしゃれを諦める必要はありません。
長く入院されたのち、ホームに入居された利用者様は
普段は腰の痛みもあり、長時間座っていることが億劫になっていましたが
半年ぶりのカットとお顔剃りに、かわいらしい笑顔で喜んでくださいました。
毎日面会にきてくださるご主人も
「さっぱりしたなぁ、ありがとうね~」とご満悦。
たとえ介護が必要になったとしても
いくつになっても
美容院はテンションがあがります♪
お祝い
先日、米寿のお祝いということで、外食されていた利用者様。
「ホームのみんなにも見せたいわ♪」
ということで、お祝い着のまま帰設されました。
お誕生日は6月だったのですが、入院中だったので
敬老の日に合わせたんです・・・とご家族様。
ご入居されて3か月。
ホームの生活にも慣れ、穏やかに過ごされています。
人生のお祝いごとを一緒にさせていただける
この仕事の素敵なところです
一緒に写真とって~♪というと
いつもありがとうね、と素敵な笑顔を見せてくださいました。