充実の医療体制

稀楽の医療体制

隣接の協力医療機関の医師による月２回の訪問診療、また年2回の定期的健康診断を行います。利用者様の健康状態は、看護師や介護スタッフで共有し、毎日のサポートに反映するとともに、お身体の状態については、状況に応じてご家族様にもお伝えします。訪問歯科医による治療も行えます。家族様に事前にお決めいただいた優先順位に基づいた連絡体制のもと、緊急時には、24時間体制で看護師や介護スタッフが協力医療機関の医師との連携を図りながら迅速な対応をいたします。ホームでの対応が難しい症状の場合や、医師からの指示があった場合は、地域医療機関での治療となります。

ホームでは、薬の管理や体温、血圧、脈拍等の測定を行い、日々の健康管理や利用者様のお身体の状態をチェックしていきます。体調の変化にいち早く気づくことで、早期の対応が可能になり利用者様の健やかな日々をサポートします。

介護スタッフが中心となり、看護師と連携し、24時間体制で利用者様を見守っています。居室のナースコールは、看護師や介護スタッフの医療用携帯電話(PHS)に直結します。24時間対応の体制で利用者様を支えていきます。

稀楽の看取り

入居者様の重度化に伴い、終末期を終の棲処としての看取り介護を希望された方に対し、看取り介護を行うために必要な
「医療」「人」「介護空間」を提供し、具体的には、医療連携体制（医療と施設とのオンコール）を実施し、適切な介護空間において、
身体的および精神的ケアや、痛みや苦痛を緩和する介護技術を獲得した、看護・介護職員による看取り介護を、可能な限り住み慣れた施設で
受けることができるように最大限に努め、これらを持って尊厳ある看取り介護を目指します。

終末期をどこで迎えるか

入居者様にとって、最後を迎えるのは自宅か施設か病院かは重要な問題です。
本人の気持ちを尊重しながら、施設側からしっかりとした説明を致します。

終末期を安らかに迎えるために

終末期のケアとして入居者様のまわりの環境を整え、医師と連携して精神面や医療面など
総合的なケアが必要になります。また、身体の清拭、鎮痛剤の服用、たんの吸引など、
終末期のケアはできるだけのことを実施する必要があります。

終末期を迎えた方との接し方

死期を迎えた方の気持ちの理解や精神的苦痛の軽減が重要です。入居者様の心残りを
解消してあげることも大切です。また、介護者自身にも「死」を看取ることを覚悟してもらう
準備等が必要となります。

臨終の兆候と介護

臨終が近づくと、特有の兆候が見られます。兆候にあわせてのケアを実施します。
入居者様が臨終をできるだけ穏やかに迎えられるように努めるのが施設側の役目です。
日常的な声掛けも意識して実施します。

主な医療依存者の受け入れ一覧

※上記一覧の可否について、必ずしも受入れを保証するものではありません。
※経管栄養管理は通常食費（54,000円/月）はかかりませんが、上記1,800円／日が必要となります。
※看取り介護に関しましては、適宜、説明と同意にて対応します。
※介護施設としての対応を超えるもしくは超えた場合に関しましては、適宜、説明と同意にて対応します。
※人工透析に伴う送迎に関しましては、近隣の透析クリニックの協力を得ております。
※ALSやパーキンソン病等の難病の方でもご相談ください。
※往診ドクターと訪問看護と密に連携を取っておりますので、医療依存度の高い方でも相談ください。